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2chドメイン差し押さえ「現実的でない」と専門家

 ドメイン差し押さえが可能かどうかと言われると、法理論的な可能性の問題であればYESでしょうが、実際上はさまざまな問題があり、現実的ではないでしょう。

 今回のケースがドメイン名の話で、ドメインが表象しているサイトの話ではないという前提で考えます。ドメイン名というのはレジストリ (2ch.netであればVeriSign)と登録者(2ch.netであれば、西村さんが代表者になっているMonster.Inc)との間の、一定の 文字列の登録と独占使用権の付与を内容とする契約に基づいています。

(中略)

現実には難しいというのは、まずVeriSignはアメリカの会社ですから、日本の裁判所に強制執行の管轄権があるかどうかが怪しいです。仮に日本 の裁判所に管轄権があったとしても、VeriSignに差押命令を送達しなければなりませんから、これは困難で長時間を要します。日米の司法共助条約に のっとって外務省、在外公館、外国機関を通じるということになります。

 仮にアメリカの裁判所に管轄権があったとして、今回のケースでは、仮処分の間接強制制裁金を執行するということのようなので、その債権の効力がア メリカで承認される必要があります。それら手続面をクリアして、ドメイン名を差し押さえて差押債権者や第三者がドメイン名登録者たる地位についたとして も、2ちゃんねるの顧客吸引力が得られるわけではないですから、財産的な価値はあまりないでしょう。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/15/news094.html





ネット上が2chドメイン差し押さえか!?で騒がれている頃、
私は友人らと「DEATH NOTE-The last name-」と「パプリカ」を2日に渡り見ていました。
(「今更?」と思う方、貴方は都会の人間なのです。)
ネタかと思っていましたが結構深刻な問題になっていたようですね。
専門家(南山大学教授)が言うのだからとりあえずは安心かなとは思います。
超法規的処置なんていうものが無い限り実現は難しいでしょうし、まぁそんなのが無くても相手がアメリカにある会社
ということだけでも十分な防壁となっているでしょう。やるなぁひろゆき。
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