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「日本は核の倫理を語る責任」 IAEA事務局長

 来日中の国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は3日、北朝鮮の核実験によって持ち上がっている日本国内での核保有論議の容認論に関して、 「日本は唯一の被爆国であり、広島や長崎に大変な被害を受けた。日本は核の倫理を語る責任がある。これは本当の意味の政治の問題だ」と語った。一方、「日 本政府からは非核政策を堅持すると聞いており、安心している」と述べた。京都大学(京都市)で開かれたフォーラムで、会場からの質問に対して答えた。
【朝日新聞】2006年12月03日付




私は戦後生まれで「日本は被爆国で…」と言われても日本史の授業内で習った程度のこととしてしか受け止められない、のが現実。
しかしながら被爆すること(核兵器)の恐ろしさは教科書で習うだけでも十分伝わる。
ということは他の日本以外の「被爆国ではない国」の国民も核兵器の恐ろしさは分かるのではないかと思う。
そうだとしたら、やはり核兵器保有なんて運動はやめるべき…というより起こりえないのでは・・・。
被爆云々という前に放射能を無害化することができない現代でこんな物を作ること自体どうにかしている。
環境問題のほうが深刻ではないのか、オゾンホールが広がってるではないか、
作ったってロシアのように廃棄に困るだけではないのか、
まず世界は自国の強さを誇示させようとする前にやるべきことがあると思う。



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